投稿者: 四国道徳ラボ事務局

  • 【参加者募集】四国道徳ラボ2026 第3回研修会(香川会場)を開催します

    【参加者募集】四国道徳ラボ2026 第3回研修会(香川会場)を開催します

    2026年12月19日(土)、香川大学教育学部にて、四国道徳ラボ2026 第3回研修会(香川会場)を開催します。

    今回のテーマは「道徳教材は、どう生まれ、どう育つのか ~自作教材の可能性を探る~」。教材「いつわりのバイオリン」の作者・鴨井雅芳先生をお迎えし、教材づくりについて学びます。香川県の先生方による自作教材の紹介も行います。

    会場・オンラインのどちらでも参加でき、参加費は無料です。皆様のご参加をお待ちしています。

    【開催概要】
    日時:2026年12月19日(土)13:00~16:50(受付12:30~)
    会場:香川大学教育学部(幸町北キャンパス)教授法演習室
    参加方法:会場参加/オンライン(Zoom)参加
    参加費:無料

    ※お車でお越しの方は、12:30~12:55の間に東門から入構してください。

    参加申込みはこちら

    会場参加・オンライン参加ともに、上記フォームからお申し込みください。参加費は無料です。

    主催:香川大学教職大学院
    共催:香川大学道徳教育研究会
    協力:公益財団法人上廣倫理財団

  • 四国道徳ラボ2026 第2回研修会(愛媛会場)を開催しました

    四国道徳ラボ2026 第2回研修会(愛媛会場)を開催しました

    当日の開催案内はこちらからご覧いただけます。

    対話したい問いをデザインする

    2026年9月26日(土)、松前総合文化センターにおいて、「四国道徳ラボ2026 第2回研修会(愛媛会場)」を開催しました。

    今回のテーマは、「対話したい問いをデザインする」。ミニ講義、問いづくりのワークショップ、模擬授業・振り返り、そして荒木寿友先生の講演を通して、子どもの思考を深め、対話につながる問いや教師の役割について学びました。

    教材を読み、問いをつくる

    前半は、河野若菜先生(八幡浜市立江戸岡小学校)と宮脇美智代先生(松山市立久米小学校)によるミニ講義「問いをデザインするために」から始まりました。

    続いて、小島啓明先生(宇和島市立鶴島小学校)の進行で、教材「命のトランジットビザ」を用いた問いづくりのワークショップを行いました。参加者はグループで教材の読み取りや考えを共有しながら、子どもが対話したくなる問いを検討しました。

    さらに、ワークショップでつくった問いを用いた模擬授業と振り返りを通して、問いを実際の授業でどのように生かすかを考えました。一つの教材について語り合い、異なる視点に触れることが、授業づくりを見つめ直す機会となりました。

    考えを生み出す問いと、対話を支える教師の役割

    後半は、立命館大学教職研究科教授の荒木寿友先生による講演です。

    荒木先生からは、教師の発問に子どもが答え、教師が評価するやり取りに偏ると、道徳授業が教師の想定する答えを探す「正解当てゲーム」になりやすいという課題が示されました。そのうえで、教材から答えを取り出す問いから、子どもの考えを生み出す問いへと転換することの大切さが語られました。

    立場や条件によって考えが揺れる問い、価値観の葛藤や問題の背景に目を向ける問い、自分自身の行動基準を振り返る問いなど、多角的に授業をデザインする視点を学びました。また、道徳の学びを、全員が同じ考えになることではなく、分かり合えない他者とも共に生きる方法を探る営みとして捉えることが示されました。

    教師には、対話をつなぐファシリテーターとしての役割に加え、子どもと共に悩み、新たな価値観を生み出す「ジェネレーター」としての役割が求められます。45分間で無理に結論を出さず、簡単には答えの出ない問いや葛藤に向き合い、考え続けることを大切にするというお話も、授業の在り方を考える視点となりました。

    参加者の声

    参加者からは、一つの教材についてグループで語り合うことで、自分にはなかった視点に触れ、教材の読み取りや授業づくりの考えを広げられたという感想が寄せられました。初めはワークショップに不安を感じていたものの、考えを共有する楽しさを実感したという声や、模擬授業がグループワークの進め方の参考になったという声もありました。

    荒木先生の講演については、道徳的価値や物事の多面性を、教師自身が自覚し、理解することの大切さを改めて感じたという感想が寄せられました。また、問いや対話について抱いていた疑問が整理され、教師の役割を具体的に捉えられたことで、明日からの授業に生かせる学びを得たという声もありました。

    四国道徳ラボでは、これからも四国各県の実践や人をつなぎながら、道徳授業について、ともに学び、考える場をつくっていきます。

    主催:香川大学教職大学院
    協力:公益財団法人上廣倫理財団

  • 四国道徳ラボ2026 第1回研修会(香川会場)を開催しました

    四国道徳ラボ2026 第1回研修会(香川会場)を開催しました

    当日の開催案内はこちらからご覧いただけます。

    地域に根ざした道徳教育を考える

    2026年5月9日(土)、香川大学教育学部において、「四国道徳ラボ2026 第1回研修会(香川会場)」を開催しました。

    今回のテーマは、「地域に根ざした道徳教育の創造 ~四国におけるふるさと教材の開発と活用~」。四国各県から道徳教育に関心をもつ先生方が集まり、ふるさと教材のもつ可能性について学び合いました。

    「香川県独立の父 中野武営」の模擬授業

    前半は、元香道研会長の宮井優寿先生による講話・模擬授業「香川県独立の父 中野武営」です。

    地域にゆかりのある人物を教材として取り上げながら、地域教材を通して子どもたちに何を考えさせるのか、どのように教材と向き合うのかについて、模擬授業を通して考えました。 

    四国各県のふるさと教材から学ぶ

    後半は、愛媛県・高知県・徳島県から、それぞれの地域に根ざした教材や取組について発表が行われました。

    愛媛県からは、小島啓明先生(宇和島市立鶴島小学校)より「地域教材でも大切にしたいこと―愛媛県の読み物教材をもとに考える―」、高知県からは、井上一志先生(香美市立舟入小学校)・島内聖司先生(大豊町立大豊学園)より「郷土や伝統を愛する心を育むために」、徳島県からは、西山伸二先生(小松島市立小松島中学校)より「『徳島県版 私たちの道徳―ふるさと教材』先人の思いを受け継ぐ」と題して、それぞれの地域での取組が紹介されました。 

    四国という一つの地域の中でも、ふるさと教材の開発や活用にはさまざまなアプローチがあります。県域を越えて実践を共有することで、自分たちの地域の教材や道徳教育を改めて捉え直す機会となりました。

    参加者の声

    参加者からは、ふるさと教材について、これまで「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」を学ぶ際に活用するものというイメージがあったものの、教材にはさまざまな道徳的価値との関連があり、ねらいによって多様な活用ができることに気付いたという感想が寄せられました。

    また、愛媛県の身近な題材を自分事として考えるための工夫、高知県の家庭とともに道徳性を育む取組、徳島県の地域の思いを受け継ぎ伝える教材開発など、四国各県の実践から新たな視点を得たという声もありました。

    宮井先生の模擬授業についても、地域や県について知ることによって、子どもたちが教材をより身近なものとして考えられることや、「子どもたちにどのような力をつけたいのか、どのような思いをもってもらいたいのか」を明確にして教材や発問、振り返りを工夫することの大切さを改めて考える機会になったという感想が寄せられました。

    四国道徳ラボでは、これからも四国各県の実践や人をつなぎながら、地域に根ざした道徳教育について、ともに学び、考える場をつくっていきます。

    主催:香川大学教職大学院
    共催:香川大学道徳教育研究会
    協力:公益財団法人上廣倫理財団

  • 四国道徳ラボ Webサイトを開設しました

    四国道徳ラボのWebサイトを開設しました。今後、四国各県で行われる研修会や道徳教育に関する情報を発信していきます。